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飯盒でお米を研ぐ
飯盒には上蓋に取っ手があるのと、ないのがあり、ある方をスイス式と呼んでいますが、これは取り外しのできるものなら、取っ手はある方が便利です。
まずは炊飯時に蓋が持ち上がらない点で、炊飯時に蒸気で蓋が持ち上がることがあるのですが、そんな時に取っ手がストッパーになって蓋が持ち上がらないようになります。
また、フライパンとして使うことができ、一番の利点はこれかもしれません。食器として使えるのも便利です。特に煮物や汁物などの熱い物は、取っ手があると助かります。
さて、飯盒でお米を研ぐ方法についてですが、飯盒は深底なので手を入れて研ぐのは難しいものです。ここでは簡単な飯盒ならではの研ぎ方を紹介しましょう。
米の量り方は、飯盒の中蓋のすりきり一杯が2合、上蓋のすりきり一杯で3合と覚えてください。
米の研ぎ方は、飯盒に米を入れてから飯盒の2/3ぐらいまで水を入れて、手を入れ、左右にシャカシャカかき混ぜて、すぐに水を捨てる作業を3回繰り返してください。
次に米が浸る程度の少量の水を入れて中蓋をして、両手で本体を持って蓋を押さえながら左右に揺って研ぎます。(3回)最後に再度たっぷりの水を入れて、手を入れながら左右にシャカシャカとかき混ぜ、水を捨てます。
これを5回繰り返せば、大体充分でしょう。水を切る際には、中蓋を少しずらしてかぶせれば米が流れ出ないので、このコツはマスターしておいてください。
飯盒を使ったごはんの炊き方